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タクシー会社の勤務体験の色々

今日は埼玉の東松山市に来ております。

以前、模擬監査をさせて頂いたクライアント様で
その後の経過状況をチェックさせて頂きました。

運輸監査上の違反は
ほとんどなくなり
3ヶ月でここまで改善された事に
非常に驚きました。

そして、社長から勤務体系のご相談が・・・

タクシーの勤務対体系は


    隔日勤務(1日で2日分の仕事を行う勤務)

    毎日勤務(昼・夜勤務、2車3人制など)


大きく分けるとこの2つが存在し
その地域や業務形態によって各社で採用されています。

ところが最近
私の中ではこの勤務の拘りがだんだん薄くなっており
それ以外の勤務もありなのでは?
こう思っております。

実際、最近、あるクライアント様に
提案した勤務も
今まで私自身が全く見た事も聞いた事もない体系

そして、今日のクライアント様でも
ヒヤリングした結果
これもまた
全く見た事がない勤務体系を思いつきました。

しかも、労働基準法遵守が基本で
労働基準監督署に確認したところ
全く問題がないとの事です。


   今までも固定観念に囚われず

             提案し続けました。

   これからも

     今までの固定観念を捨て続け

        提案し続けたいと思います。



       交通事故防止コンサルタント  上西一美



ご機嫌な職場

評価:
酒井穣
東洋経済新報社
¥ 1,575
(2011-08-26)

本屋で何となく目に留まった本

その中には
こんな事が書かれていました。

 
  新しいものが始まる

   古いものに執着している人たちにとっては

      新しいものは恐ろしいだろう。

         きみはどうするかい?

    ヘルマン・ヘッセ 『デミアン』より


今週はクライアント様での
業務の流れを徹底的に洗いなおしています。

私は変化に対しての怖さというよりは
変化に対してワクワクしてしまう方ですが

中には恐怖と感じる人がいて
それを感じる事がとても多いのです。

特にこんな仕事をしていると
よくこんな質問をされます。


   今日は何をしに来たの?

     今度は何を改善するのですか?


何か私がデストロイヤーのように思っているのか?
探りを入れてこられる事が多いのです。

まぁ、何かを壊して
新しいことを進める事が私の仕事ですが・・・


この本は
そんな事を考えながら読んでみました。



  変化を怖がらず

      楽しんでみてはどうでしょうか?


     管理職をされておられる方

        とても参考になると思いますよ!



    交通事故防止コンサルタント  上西一美


バーテンダー時代の教え

今日はクライアント様に
お邪魔しておりました。

ちょうど、夕方の時間

夜からの勤務の乗務員が
ぞくぞく来られたので
点呼場で雑談をして
色々な現場の意見を聞きました。

その中には
今後の運営に非常に重要な意見もあり
やはり答えは現場にあると感じました。

さて、話は変わりますが
私は大学時代にバーテンダーをしていました。

凝り性の私は
当時、お酒の勉強と
それに関連する
映画やジャズの勉強に夢中になりました。


その時に私にお酒のことを教えて頂いた
Nさんから教えてもらった事
これは今でも意識しています。

以前のBlogでもご紹介しましたが・・・

  
  一流のバーテンダーは

     忙しい時は暇に見せろ

       暇な時は忙しくみせろ


 これは

   忙しい時にバタバタしていると

         お客様が注文できない

   暇は時に暇そうにしていたら

      この店はハヤっていないと思われる


                   こんな理由でした。


バーテンダーに限らず
会社員時代、運行管理者時代も
非常に意識して役に立ちました。

ぜひ、皆さんも
意識してみて下さい。

という事で

    今の私は超ヒマ

                です。



今日は少しプライベートな話

今日、久しぶりに母親と会いました。

私は一人っ子で
しかも両親が離婚しているので
小さい頃から阪神大震災まで
母親と2人で暮らしていました。

彼女は新神戸駅の喫茶店で
35年間(記憶が確かなら・・・)働いて
私を1人で育ててくれました。

本当に365日
ほとんど休むこともなく
働き続けた親で
今でも頭が上がりません。

そんな彼女からは
2つ宝物を頂きました。



その1つ

    お金を稼ぐには

       苦労が伴うという事



女性が働いて子供を育てるという事は
本当に大変なことです。

しかも、母子家庭の手続きもせず
(理由は私が苛められるからだそうです。)
誰の援助も受けず
本当に大変だったと思います。

そんな彼女の働く背中を見ながら
私は育ちました。

そのせいか
楽をしてお金を稼ぐという意識が全くなく
お金を稼ぐには
努力して苦労しないといけない

小さい頃から
そう頭にインプットされています。

だから、今も
働く事を苦痛と思った事も
嫌だと思う事もなく
こんな感覚を植え付けてくれた
彼女には本当に感謝しています。

私は塾にも行かず
勉強を親から教えてもらった事なんかありません。

しかも、うちの親は
本当に放任主義でした。
勉強しなさいと言われた記憶すらありません。

そんな親から頂いた宝物


   働く姿を

       見せ続けてくれた事


これは今までの自分にも
これからの自分にも
ずっと影響する事です。

そんな彼女を
実は心から尊敬しています。

自分には真似出来ないし
たぶん、追い越す事も出来ないでしょう。

こんな気持ちを持っていても
素直に彼女に伝える事が出来ないので
今日はBlogでアップしてみました。

また機会があれば
もう1つ頂いた宝物の話もアップしますね。





管理者の力

私の仕事は
交通事故防止コンサルタントです。

その使命は


   クライアント様の事故をなくすこと



そして仕事内容は

実際運転される方の研修が中心ですが

最近、特に力を入れたいと思う事が

管理者向けの研修です。


今日、あるクライアント様から連絡を頂きました。

そのクライアント様は、以前、全社員向けに
1時間ほどの研修を行った会社

その結果・・・

  
    ここ数ヶ月

        事故が激減されたそうです。


これは自分にとっては
非常にモチベーションが上がる事です。

ただ

    私の力の成果か?


    答えは  No です。


確かにスイッチは入れたかもしれません。

しかし、私の力だけで
事故が激減する事など
有り得るはずがないのです。


では何が必要なのか・・・


それは

     現場の管理者の力

                   です。



現場の管理者が
高い志を維持して
日ごろから取り組んでいる会社は
必ず成果が上がると思います。

もちろん、成果が上がらないのは
他にも原因があると思いますが・・・



話は変わりますが
今日、大阪で市バスの助役の方が
クレーム相手に殺害される事件が起こりました。

私も部下が被害に合うという経験がありますが
クレームによるトラブルに対応をするのも
管理者の役目

本当に、色々な業務がある中で
こんな危険なことも起こる可能性があります。

そんな中でモチベーション維持は難しいと思います。

ただ、セミナーなどで一番伝えたいのは


    管理者が

        会社の要である事


そして

    管理者として

      ぜひ

        プライドを持って欲しいという事

                             です。


  管理者の意識1つで
 
     売り上げが上がったり

       事故が減少したり
 
  運行管理者は

     本当に素晴らしい仕事だと思いませんか?


  ぜひ、皆さんに意識して頂きたいですね。

 
            交通事故防止コンサルタント 上西一美




あたかもよし

これは禅の言葉だそうです。

唐代の趙州従諗が
弟子との対話で言われたそうです。

  『大難来せり。如何が回避せん』

   (大きなトラブルが襲ってきました。

        どうしたら避けれるでしょうか?)

このときに

   『あたかもよし』

          と答えたそうです。



   それでもよいではないか?

      困難を受け止めなさい。
 
   来るものから逃げる事などできない。

            回避したいと悩むから

                  苦しみが始まるのだ。

   回避したいと思わなければ

          悩むこともなく

                苦しみも始まらない。



ちなみに

    格好がよい  

        =

       あたかもよし

         と生きる姿勢を褒め称える言葉だそうです。


ルックスではなく
何でも受け止める生き方こそ
最高に格好が良いそうですが・・・


なかなか出来るものではありませんね。


                交通事故防止コンサルタント  上西一美


雑談も大事ですよ

タクシー会社で管理職をしていた時
ワンメーターのお客様に対する
乗務員の対応の悪さ

こんなクレームが度々ありました。

そんなクレームの時
乗務員には必ずこんな話をしていました。



  私    『君はタクシーを使う事があるの?』

  乗務員 『ありません。』

  私    『なんで?』

  乗務員 『高いからですよ』

  私    『このクレームのお客様も

           そんなにタクシーを使わないよね?
              
               多分、年に数回・・・
        
        君のとって何千人の一人でも

           お客様にとったら

            年に数回しか乗らないタクシーで
              
                  そして、その乗務員
        
                     だから大事にして』


この話は
乗務員に限った事ではありません。


    管理職にとっても
      
        言える事ではないでしょうか?



今日、クライアント先の点呼場で
ちょっとした管理職と乗務員とのトラブルがありました。


私はその乗務員を呼び止め
彼の主張を聞いて
間違えている事
正しい事を説明してあげました。

  (点呼場で乗務員とこんな話をしている時も

         自分にとっても大事な時間ですね。)

点呼場では


    雑談でも良いので

       乗務員の話を出来るだけ聞いて欲しい



こう思っています。


    乗務員と会社を結ぶ場所


             それが点呼です。


そして、もっと大事な事は

  
   管理者にとって

      何人もいる乗務員の1人でも

   乗務員にとっては

       たった1人の管理者


  ぜひ、乗務員の話を

    正面から受け止めてあげて下さい。




止める勇気を

私が運行管理者になったのは
26歳の時でした。

その時、上司からこんな事を言われたのを
今でも覚えています。



    『運行管理者は

       運行管理上の最高責任者。

              社長よりも上だからね。』


私はこの言葉を鵜呑みにして
正直、心の底から嬉しかったです。


さらに上司は


    『自分が危険だと思ったら

        売り上げよりも安全を優先していいよ』

               
              こう続けました。


とは言っても
稼働率や売り上げを上げないといけないのも事実



   昨日はまさに運行管理者のこんな判断が

        必要だったのではないでしょうか?



都内ではタクシーやバスが街路樹の下敷きに

そして私のクライアントでも
タクシーが2台、水没してしまいました。


運行管理者は色々な局面で
重大な判断が必要となります。


   ぜひ

      安全を優先させる

         こんな勇気を持ってください。




  売り上げも大事ですが

     運行の最高責任者ですから。




     交通事故防止コンサルタント  上西一美




ピンチをチャンスに

先日、あるラジオでこんな話が・・・

飲酒運転の罰則強化や
不景気の影響で
アルコールの売り上げが落ちていっている中

最近、ノンアルコール飲料をよく目にしますよね

驚いたのは
ワインやスパークリングのノンアルコールまで・・・

個人的には


  ワインのノンアルコール

          =  ぶどうジュース

              では?と思いますが・・・


特に最近、充実してきたように思います。


そこで・・・

ラジオではこんな話が・・・


  ノンアルコールドリンクは

    ジュースの比べると価格も高め

        しかも非課税

という事は

   利益率が当然上がる

               ということ


そうなんですね

まさにピンチをチャンスに変えているのですね。


今、クライアント様では

まさにこのピンチをチャンスに改革中です。


    簡単には実現できませんが

       強い想いを持って

        ピンチをチャンスに変えていきます!




        交通事故防止コンサルタント  上西 一美


点呼に始まり点呼に終わる

これは近畿運輸局での
運行管理者の一般講習で言われた言葉

運行管理者時代は
この言葉を聞いても
実はあまりピンと来なかったかもしれません・・・

ただ、コンサルタントとして

特に全国で色々なタクシー会社や運送会社様と見て



改めて思う事は

         点呼の重要さ

                   です。


このBlogでも何度も話をさせて頂きました。


そして、今日、ある社長と話をしていて
こんな話に・・・



    点呼のレベルを

         数値化出来たら良いね



私はこの社長とは
運行管理に関して
非常に共通して認識を持っています。

そして数値で表せたら・・・


確かに、そんな事が出来たら
レベルも上げれると思いますし
その指導も確実に出来ると思います。

しかし考えてみて下さい。

運輸業は乗務員が一旦、会社を出ると
外でどんな運行をしているか?
全く分かりません。

最近はドライブレコーダーや社内カメラで
運行状況もビジュアルで分かり
管理も出来るようになりましたが・・・

そんな物だけで
すべてを管理できるのでしょうか?


私とその社長の結論は・・・



   最後は

        信じること

             だと思います。



外で何をやっているのか分からない以上
信じてやるしかないと思います。


だから

点呼が大事だと
運輸局の講習でも話をされているのでしょう。


   点呼は毎日

     乗務員と会社を繋ぐ唯一の場所



  そして何よりも大切な事は

     乗務員を信じる事と同時に

       管理者や会社の想いを

         言葉に込めることだと思います。


点呼で決まり文句のように

棒読みをしているような点呼を見る機会があります。

確かに言葉は綺麗で
伝達事項は上辺だけだったら伝わります。

 
   そこに乗務員を信じるなら

       ぜひ、皆さんの想いを込めて下さい。


そして

      基本に帰る

これが今日、社長に教えて頂いたことです。




      交通事故防止コンサルタント   上西 一美

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